セクハラ | 奈労連・一般労組支援 上田公一

介護職員、3割がセクハラ経験 利用者やその家族から

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介護職員、3割がセクハラ経験 利用者やその家族から

 

4/28(土) 12:55配信より引用掲載

 

朝日新聞デジタル

 介護現場で働く人のうち約3割が利用者やその家族からセクハラを受けた経験がある――。介護職員らの労働組合「日本介護クラフトユニオン」が27日、こうした調査を発表した。組合は「セクハラは以前から言われており、組合員から悲鳴のような声が寄せられた」と訴えた。

 組合は今月10日にハラスメント全般に関するアンケートを組合員約7万8千人に送付。20日までに回答した1054人(女性908人、男性146人)のうち29%にあたる304人(女性286人、男性18人)が「セクハラを受けた」と答えた。前財務事務次官による女性記者へのセクハラ発言を受け、セクハラ部分のみ中間報告として公表した。

 複数回答で、最多は「不必要に個人的な接触をはかる」で51%。「性的冗談を繰り返したり、しつこく言う」が47%、「胸や腰などをじっと見る」が26%、「食事やデートへの執拗(しつよう)な誘い」が10%で続いた。自由記述欄には「胸などを触られた」「下半身を見せてきた」「キスをされた」などと書かれていた。239人(79%)は周囲に相談したが、その約半数はその後も状況は「変わらない」とした。また、「このままでは人材確保は困難」といった記載もあったという。(船崎桜)

 


セクハラ被害者バッシングを許さない4.23緊急院内集会のご案内

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*レイバーネットMLから

皆様
 渡辺照子です。本当に緊急に下記の集会を開催します。
一人でも多くの方々のご参加をお待ちしています。
何卒宜しくお願い致します。
【4/23月】セクハラ被害者バッシングを許さない4.23緊急院内集会のご案内
日時 2018年4月23日(月) 午後6時30分〜
場所 衆議院第一議員会館 1F 国際会議室
主催 セクハラ被害者バッシングを許さない4.23緊急院内集会 実行委員会 

福田事務次官のセクハラ行為を告発した勇気ある当事者が、
現在ひどいバッシングに曝されています。私たちは、彼女を一人にしないという意思を表
明しようと、緊急に院内集会を開催することにしました。
セクハラに関する法整備の状況などの解説を交えて、参加者にリレートークで発言してい
ただく形です。
超党派の国会議員の皆さん、メディア各社にもご案内していきます。

 今回のセクハラ事件は、たくさんのことを私たちに教えてくれました。
・マスコミに関わる女性たちは、日常的に性暴力にさらされる可能性があること
・財務省は、セクハラ被害者の認定と保護や支援について知識が不十分なこと
・メディア各社も、セクハラ被害者保護や支援について知識が不十分なこと
・政府は「女性活躍政策」に本気ではないこと
・告発した被害者をバッシングしようとする人がたくさんいる社会であること

 こうした状況を踏まえて、院内集会の目的は以下の3つです。
今回の事件でバッシングされている被害当事者を孤立させないこと
日本社会で今、起きている「セクハラ」「性暴力被害」について「何が起こっている
か」を共有すること
バッシングを止めるために、被害を被害として声を挙げられるようにするために、何
をすればいいか、具体的な意見を出し合うこと

是非多くのご参加をお待ちしています。会館のロビーで通行証を受け取ってからお入りく
ださい。

拡散お願いします!
#MeToo in 永田町+霞が関
https://bit.ly/2HfLWRB
23日の緊急集会は、実行委員会の主催で行います。4月20日時点での実行委員をお知らせ
します。

 大塚 恵美子(東村山市議会議員)、佐藤香(パープル・ユニオン執行委員長)、千田
有紀(武蔵大学教授)、日向 美砂子(小平市議会議員)、西川有理子(パリテキャンペ
ーン事務局)、三浦まり(上智大学教授)、皆川満寿美(中央学院大学准教授・公的発言
におけるジェンダー差別を許さない会)、渡辺照子(派遣労働者)、谷岡理香(東海大学
教授・日本女性放送者懇談会)、林香里(東京大学教授)、谷口真由美(大阪国際大学准
教授・全日本おばちゃん党代表代行)、戒能民江(お茶の水女子大学名誉教授、性暴力禁
止法をつくろうネットワーク共同代表)小島慶子(エッセイスト)【順不同、4月20日現
在】
【関連記事】
緊急署名:財務省は、セクハラ告発の女性に名乗り出ることを求める調査方法を撤回して
ください!
https://wan.or.jp/article/show/7820
 


セクハラ「見て見ぬ振り」止めない周りにも法的責任…傍観していた上司、処分した自治体も

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セクハラ「見て見ぬ振り」止めない周りにも法的責任…傍観していた上司、処分した自治体も

4/22(日) 8:55配信より引用掲載

弁護士ドットコム

兵庫県川西市は4月16日、20代の女性職員にセクハラをする本荘重弘・元副市長=すでに解職=を止められなかったとして、その場に同席していた上司の50代男性職員を戒告の懲戒処分にした。

毎日新聞(4月16日)などの報道によると、処分されたのは市民生活部の室長級職員(当時)。セクハラ行為は仕事の打ち上げで訪れた二次会のカラオケで行われ、デュエットの際、元副市長が女性の肩に手を回すなどした。副市長はこのセクハラを理由に昨年11月、解職されている。

今回川西市は、女性が今も休職していることを重くみて懲戒処分を決めた。他に20代男性職員もいたが、管理職ではないため処分はしなかったという。

セクハラやパワハラなどのハラスメント行為で、止めなかった「傍観者」の責任をどう考えたら良いだろうか。セクハラ問題に詳しい新村 響子弁護士に聞いた。

●セクハラを止めない管理職「責任果たしていない」

新村弁護士は「ハラスメント行為を傍観して止めなかった周囲に対して、懲戒処分が行われる例は珍しい」と指摘する。

「セクハラの傍観者が処分対象になるかどうかは、その労働者の立場によると思います。社長や目上の上司のセクハラ行為を、若手が止められるかといえば難しい。傍観していたからといって、一律に懲戒処分まで課すのは酷でもあります。

ですが、組織はセクハラが起きないように職場環境を整える義務があります。そして、その責任を負っているのは、職場を管理している管理職などです。そのような責任を負う立場であるにもかかわらず、セクハラを目の前で目撃しながら止めなかったというのでは、責任を果たしたとはいえません」

●ハラスメントの放置、法的責任も

こうしたハラスメント行為の「傍観者」の責任は、裁判でも問われている。

「上司である所長が、先輩から暴言や暴行、一人居残り残業などのハラスメントを受けていたことを知りながら、何らの対応もとらなかったどころか、問題意識さえ持っていなかったことがパワハラ防止義務に違反していると指摘された事例があります(日本土建事件・津地裁平成21年2月19日判決)」

これはパワハラを放置した上司に対するものだが、セクハラを放置したセクハラ相談担当職員について違法行為を認めた判決も出ている。

「セクハラ相談窓口の担当だった課長が、セクハラがあったことを認識していたのに、加害者をかばう発言をして何も措置をとらなかったことが違法行為であるとして、市に損害賠償責任が認められた例もあります(A市職員事件・横浜地裁平成16年7月8日判決)」

セクハラは加害者一人だけの問題ではなく、職場全体の問題として考えていかなければいけないということだ。

新村弁護士は「女性がセクハラを受けることなく働ける環境づくりのために、経営者はもちろんのこと、現場の管理職や人事担当者なども適切な対応をとることが求められているといえる」と話した。

【取材協力弁護士】
新村 響子(にいむら・きょうこ)弁護士
東京弁護士会所属。日本労働弁護団事務局次長、東京都労働相談情報センター民間労働相談員。労働者側専門で労働事件を取り扱っており、マタハラ案件のほか解雇、残業代請求、降格、労災、セクハラなど多数の担当実績がある。

事務所名:旬報法律事務所
事務所URL:http://junpo.org/labor

弁護士ドットコムニュース編集部


見え隠れする差別意識〜技能実習生が訴えた「セクハラと賃金未払い」裁判

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見え隠れする差別意識〜技能実習生が訴えた「セクハラと賃金未払い」裁判

    松本浩美

技能実習生がセクハラ被害諸々を訴える◆ 水戸地裁

レイバーネツト日本より引用掲載

 

 

 

■技能実習生がセクハラと賃金未払いを訴えた裁判を傍聴してきました!

●「オレはいやらしいことをしていません」
被告は全否定するも…証拠は語る

 

 中国人女性技能実習生Aさんが未払い賃金と実習中に受けたセクハラ被害等に対して損害賠償を求めた裁判が、2月23日(金)水戸地裁であった。

 今回は被告である雇用主農家のB親子、受け入れ団体である協同組合つばさの実質代表者D、そしてもう1人の原告Cさんの尋問が行われた。

 Aさんに対してセクハラ行為を行ったとされるBは、「やっていません」と全面的に否定した。

*事件の概要は下記の通り。
http://mimikuro.hatenablog.com/entry/2018/02/04/172039

 Bは79歳。茨城県行方市で大葉栽培農家を営んでいた。2004年、事業主としての地位は息子に譲り、それ以後は妻と息子を手伝っていた。

 B宅では16〜17年前から協同組合つばさを通じて、技能実習生を雇い入れるようになり、常時4〜5人の実習生がいた。実習生の多くは女性で、事件当時男性は1人いるだけであった。

 裁判当日、Bは息子とともに法廷に現れた。黒いブルゾンとグレーのズボン、スニーカーという姿。普段着でやってきたという感じだった。背はあまり高くない。白髪交じりの短髪、薄くなっている後頭部。

 ずっと家族で農業だけをやってきたのだろう。すべてが裁判所という場所には似つかわしくなかった。

●証言前の宣誓に戸惑う

 当日の傍聴者は20人あまり。Bは予想していたより人が多いことに緊張が高まったのだろう、証言の前にちょっとしたハプニングがあった。

 証人は証言の前に宣誓文、「良心に従って真実を述べ、嘘偽りを述べないことを誓います」を読み上げなければならない。難しいことはない。紙を渡されるので、そのまま読めばよい。文字は大きいし、ルビもついている。

 しかし、Bはもともと目が悪いのか、緊張のせいか、紙を渡されても一言も発しなかった。1、2分後一言。

「読めねぇ……」   証言台の前で立ち尽くすB。

 すぐに事務官がBのそばまで行って、丁寧に説明した。

「この紙にはね、本当のことを嘘を言わないでお話をしますと、書いてあります」

 そのように説明されても、固まってしまったB。

「字が見えねぇから……」

 困った裁判長、Bに「意味がわかりますか?」と大声で問う。

 すると、数秒後ゆっくりと言葉を発した。

「…ここに書いてある…嘘をつかないように、全部言います……」

 くぐもった声、強い茨城なまり。

 必ずしも宣誓文どおりではないが、趣旨は理解しているようだと、裁判官は宣誓とみなした。

 なお、Bが耳が遠いとの理由で、代理人や裁判官はみな、大声でゆっくりと尋問することになった。

●セクハラなんて「嘘だと思うね」

 Bは実習生たちから「お父さん」と呼ばれていた。被告側はBについて「女性実習生から親しまれていた」、「実習生が実習を終えて帰国する日は別れが 惜しくて大泣きしていた」などと、とても人気があり、トラブルなど一つもなかったことを陳述書で主張した。被告側証人として出廷した元実習生も「お小遣い をくれた」「親切で、必ずお菓子や食べ物をくれた」と証言している。

 さて、その「お父さん」は代理人からセクハラ行為をやったか1つ1つ尋ねられると、すべて「やっていません」とはっきりとした口調で否定した。

 これがBがやったとされるセクハラ行為である。

原告Aさんに対して

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・働き始めた初日「あなたはきれいだ。結婚してくれ。私でなければ息子と結婚してくれ」と言った。

・「きれいだね」「お風呂に一緒に入ろう」と何度も言った。

・手で胸やお尻を触った。

・スカートを下にひっぱられた。

・シャワーを浴びているとき、ドアの外から「一緒に浴びよう」と言った。怖くて外に出られなかった。

・休日寝坊しているとき、Bが部屋に入ってきてAさんのベッドの横に立っていた。怖くて、しばらく寝たふりをしていた。

・ビニールハウスを修理しているとき、Bが背後にやってきてお尻を触られた。驚いてAさんが振り向くと、BはAさんの胸に口をつけた。

他の実習生に対して

・実習生たちの前で性器を露出して歩き回った。

・「○○は胸が小さい」などと話していた。

・実習生の胸やスカートの下から懐中電灯を当てた。

・メロンを包む網を実習生の胸や、自分の股間にズボンの上から当てた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 セクハラをしていない理由は次の通り。

 仕事は妻と一緒であり、妻と不仲ではない。

 女性の実習生たちが住む女子寮へは入ったことはあった。それは、電気やガス、水道の修理のため、実習生の誕生日パーティに夫婦そろって呼ばれたときで、年に数回ぐらいしかない。

 もっとも前立腺に持病があるため頻尿となり、農作業中に立ち小便をすることはあった。しかし、必ず建物の陰に隠れてしていたし、実習生たちの前でやったことはない。

 しかも、事件が起こった当時は大幅に体調を崩していた。動悸、めまい、食欲不振、血尿が出ている状態であった。自宅で倒れ、救急車で運ばれて入院までしている。そんな健康状態で、とてもセクハラができるような状態ではなかった。

 また、Bは夜実習生にやらせていた大葉を巻く作業についても、自分が監督していたことはないと証言した。自分は引退している立場なので、夜は7時ご ろに寝てしまう。だから、実習生たちに「早くしろ、早くしないと中国へ返すぞ」などと言ったことはないと、Aさんの主張を否定した。

 主尋問の終盤、代理人から、「Aはあなたからひどいセクハラを何度も受けたと話していますが」と問われると、即座に「それは嘘だと思うね。触ったり、私は絶対やりません」と言いきった。

 そして最後にこう言って主尋問を終えた。

「オレは絶対にいやらしいことをやりません。20年間実習生を使ってきて、1つもこんなことはありません」。

●「やっていない」と主張はしたものの…

 「(セクハラは)嘘だと思うね」「いやらしいことはやりません」と言いきったB。では、Bにとって「セクハラ」「いやらしいこと」とはどこまでの行為をさすのか、反対尋問では原告側代理人の指宿昭一弁護士が尋ねた。

B「体触ったり…」「胸やけつ触ったり…」

指宿弁護士「肩を組むのはセクハラですか?」

B「触っていない」

指宿弁護士「肩を触るのはセクハラと思いますか?」

B「思います」

 この証言の後に、実習生たちを連れて旅行に行ったとき、写した写真を見せた。

指宿弁護士「隣の○○さんと肩を組んでますよね。手が見えます」

 B「いや、触っていない」

 指宿弁護士「あなたの手では?」

 B「わかりません」

 指宿弁護士「こちらは腕を組んでいますよね」

 B「中国人のほうから寄ってきた」

 ことごとく否定したものの、焦ったのか、非常に苦しそうだった。

 ちなみに、Bは実習生の肩を触ったことがないと証言したが、被告側の元実習生は「Bは私たちを激励するとき、肩を叩いた」と証言している。同様に元実習生は「私たちから腕を組むこともある」と証言しているのだから、無理に否定する必要はなかった。

 さらにこんなやり取りもなされた。

 指宿弁護士「あなたは実習生のことを『女の子』と呼んでいましたか?」

 B「いや、名前を呼んでいました」

 指宿弁護士「あなたは陳述書で『女の子を預かっている』と書いていますよ」

 B「……」

 指宿弁護士「陳述書の内容をよく確認してからサインしましたか?」

 B「…わからない…」

 ちなみに、裁判所に証拠として提出する陳述書は自分で書く人もいれば、代理人弁護士に書いてもらう人もいる。代理人が書く場合、出来上がった陳述書を読んで内容を確認して、事実と違っていれば訂正してもらってから署名、捺印する。Bの陳述書を私も読んでみたが、これはおそらく代理人が書いたものだろう。

●見え隠れする差別意識

 実習生にはお小遣いをあげたり旅行に連れて行ったり、家族のようにかわいがり、気前よくふるまう「お父さん」。しかし、その発言には差別意識が見え隠れしていたように思えた。

 1つは、技能実習生を「使う」という表現。

 主尋問の最後では「20年間実習生を使ってきて、1つもこんなことはありません!」。また、男性の実習生について問われたとき、「(自分の)体の調子が悪くなったので、男を使いましょうということで雇いました」と証言している。主従関係を前提とした、相手を機械かモノとみなしているように感じた。これを聞いたとき、実習生は雇用主にとって労働力以外の何物でもないことがわかった。

 2つ目は、女性実習生に対する「女の子」という呼び方。

 最後は、実習生と腕を組んだ写真を見せられたとき、「中国人のほうから寄ってきた」という証言。

 この場合、答えるとしたら、実際に写真に写っている実習生の名前だし、忘れてしまったなら「実習生」あるいは「隣にいる人」とか、他に言い方はあるだろう。それを「中国人」という民族名、属性で呼ぶ。日本人との区別が必要な状況ではないのに。

 非常にうがった見方かもしれないが、「お父さん」は実習生のことを自分たち日本人とはまったく違う、中国の貧しい農村から出稼ぎにやってきた哀れな外国人という意識をずっと持っていたのではないか? 女性実習生はあくまでも「中国人の女の子」。哀れみの対象だから、お小遣いをあげる。お互い対等な人間同士という考えはなかったと思える。

 ここで思い出した映画があった。「オキュパイ・シャンティ〜インドカレー店物語」。インドカレー店で働くインド人たちが、業績悪化を理由に解雇を通告される。しかも賃金は2年も支払われていなかった。

 そこで登場したのが、今回の裁判でも代理人を務めている指宿弁護士。インド人たちは指宿弁護士ほか支援者のアドバイスで、労働組合を結成して解決に当たるという内容である。

 映画の中で解雇を通告した日本人の社長はインド人の従業員について、こんなふうに語る。

「私はいつも彼らのことを心配して、家族同然に付き合ってきました」

しかし、当の従業員たちは「社長からはいつも、インド人、バカ、ゴミって言われていた」。

 これが実態だ。

 労働現場に持ち込まれる「家族」という言葉は、搾取構造を見えなくさせる。

*「オキュパイ・シャンティ〜インドカレー店物語」
http://vpress.la.coocan.jp/shanti.html

この記事は松本浩美さんのブログ「mimikuroの日記」より転載させていただきました。(レイバーネット編集部)


くじ引くと「幹部と映画へ」…元派遣社員がセクハラ提訴

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くじ引くと「幹部と映画へ」…元派遣社員がセクハラ提訴

2/16(金) 18:17配信より引用掲載

朝日新聞デジタル

 日本の文化や商品を海外に売り込む官民ファンド「クールジャパン機構」(東京)の元派遣社員の20代女性が、幹部らからセクハラを受けたとして、機構と派遣会社、男性幹部ら3人に計2千万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。提訴は13日付。

 訴状によると、セクハラなどを指摘されたのは機構の幹部2人と元幹部1人。2016年7月に幹部の一人がカラオケ店で親睦会を開き、参加した原告ら女性社員4人にくじを引かせ、その3日後、くじに書かれた内容を実行するよう店の予約などを指示した。

 くじには「幹部と映画鑑賞」「接待相手とワインディナー」「接待相手に手作りプレゼント」などと書かれていた、という。また、元幹部は15年7月、社内の歓迎会から帰宅中、駅で女性の肩に何度も手を回した、と主張している。

 女性は16年8月までに機構に通報したが、「世の中の事案と比べ、セクハラとは認定できない」と回答されたという。また、17年6月に機構の社員で労働組合を設立したところ、同年10月に派遣契約の更新を拒否された。女性は、機構の対応が不当労働行為に当たるとも訴えている。

 今回の提訴について、機構は「対話の機会を設け、話し合いを続けてきたが、提訴されたとすれば誠に残念。訴状を受け取り次第検討する」としている。(後藤遼太)

朝日新聞社


「加害者の名前非公開」はおかしい〜「新日鉄住金ソリューションズ」第1回裁判

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「加害者の名前非公開」はおかしい〜「新日鉄住金ソリューションズ」第1回裁判

 

 

レイバーネツト日本より引用掲載

 


*裁判所に入場する当該と弁護団

 

 5月25日に提訴した「新日鉄住金ソリューションズ」の裁判が、7月10日10時15分から東京地裁で行われました。この問題は、忘年会での「ホテルに行こう」の発言に始まり、「エロ勝負」のメッセージ、身体的接触などをはじめとするセクハラから始まりました。そして、被害者が会社に相談しても、問題は解決するどころか、加害者のアシスタント業務を行わせるなどし、さらに病気を悪化させました。被害者の病気は会社が作り出したにも関わらず、不利益を被害者にだけ押し付けて雇止めをしました。

 今回の裁判に向けて会社は、「加害者の安全を守るために裁判資料の公開は、当事者まで。そして、10日の開廷日の原告被害者の意見陳述では、加害者の名前を一切出すな」との要請を裁判所に行いました。原告被害者側は、なぜ、被害者は名前を明らかにして裁判を開始しなくてはならないのに、加害者だけが守られるのか? 加害者の言動のせいでこのような事態が生まれた。その加害者本人は、名前を伏せて今も当たり前のように会社に行き、日常生活を送っている。

 裁判になれば、会社の対応、加害者の名前もすべて明らかになることは、団体交渉の中で何度も言及してきたこと。いざ裁判開始になったら、名前を非公開にするようにとは到底認められないと主張しました。裁判官は、会社側の要請を受けて被害者女性に「加害者男性の名前を出すなら、意見陳述は認めない」との指示を出しました。最終的に実名ではなく、イニシャルで陳述を終えることになりました。

 陳述で、被害者女性は「会社に雇ってもらい、会社のために仕事をします。ですが人間としての心まで売っているわけではありません。私は労働力ではあるけれども会社の奴隷ではありません」 「これからの裁判を頑張って、セクハラやその報復行為で病気にされ会社を去る女性が減るような活動をしていきたい」と述べ、傍聴者の拍手で終了しました。

 次回は、9月5日10:00〜13階36部での進行協議です。

〔報告=首都圏なかまユニオン・石川正志〕


わたしはドレイではない!〜「新日鉄住金ソリューションズ」をセクハラ・パワハラで提訴

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わたしはドレイではない!〜「新日鉄住金ソリューションズ」をセクハラ・パワハラで提訴

 

レイバーネット日本より引用掲載

 

 

 

 日本を代表する大企業「新日鉄住金ソリューションズ(株)」で起きたセクハラ・パワハラ事件で、被害者の女性Aさん(契約社員)が5月25日、東京地裁に裁判を起こした。その会見が司法記者クラブで行われたが、「都内在住・30代の女性」というだけで映像・写真・音声は一切不可という条件だった。「事件が発生してから、まともな人としての暮らしができない状況に陥っており、精神的に不安で仕方ない」とのことで、セクハラ被害の凄まじさを物語っていた。
 90%が男性の上意下達の職場で起きた事件。契約社員の女性が受けたセクハラの被害は無視され、加害者は野放しで、逆に訴えたAさんが雇い止めにされた。加害者のX課長がこれみよがしにFBに上げたカバー写真には、ドクロの顔に「OBEY」(従え!)の文字が掲げられていた(写真)。Aさんはこれをみて震え上がったという。しかしAさんは「もう我慢の限界。わたしは会社のドレイではない」と意を決して立ち上がった。裁判では「雇い止めの無効」と「精神的苦痛に対する慰謝料約1000万円」を求めている。(M)

↓記者会見(弁護士と「なかまユニオン」石川副委員長。その右側に原告の女性が座った。

*事件の概要(プレスリリースより)

新日鉄住金ソリューションズ(株)を、セクハラ・パワハラで提訴!

・記者会見 5月25日(木)14:00〜 司法記者クラブ
・会見者  当事者 Aさん
 首都圏なかまユニオン副委員長 石川 正志
 弁護士 河村健夫 吉田伸広(むさん社会福祉法律事務所)

 

 Aさんは、2013年3月から派遣社員として、2014年6月からは、契約社員として、新日鉄住金ソリューションズで勤務していました。隣のグループのグループリーダー(課長)で、既婚者のXさんからAさんに、以下の内容のメッセージが送られました。一部記載します。

 「恋は始まってるね!」「金曜日にAさんに触れたときはうれしかったし、幸せをかんじたのかもしれないけど。」「僕に触られて嫌じゃなかった?」「こんどエロ勝負しましょう」「エロ対決をいつかすること、も入れていい?」「こんど中身見せて」 不倫交際や性的関係の要求をすることから、始まりました。

 交際するつもりはない、関係を持つつもりはないと、こういうやり取りをやめてもらうようにさいさんにわたってお願いしましたが、今度は陰湿な嫌がらせが始まりました。

 そこで、会社に相談しました。このやり取りに対して、会社は「大人の男女間の会話」に過ぎないとし、セクハラであることを認めませんでした。グループリーダーのX氏への指導、教育がされませんでした。事態は、改善されませんでした。AさんはXリーダーに近づきたくない、離してほしいと会社にお願いしていたにも関わらず、会社はAさんを、Xさんのアシスタントにするという人事配置を行う事態になってしまいました。Aさんは、「適応障害」の病気を悪化させ、出社できなくなり、雇止めされてしまいました。

 セクハラを訴えても会社はセクハラを認めず、相談しても、問題を解決しようとせず逆に被害者にとって負荷の大きい人事配置を行い、病気に追い込み、ドクターストップで休職になったら雇止め、こんなことは許される問題ではありません。

 2年以上にわたる団体交渉で、事実を会社に突きつけても、会社は、セクハラではない、Aさんの会社への相談に対しても適切に対応したと、主張しています。会社にセクハラの事実を認めさせ、相談に対しても適切な対応をしていなかったこと、雇止めが不当であることを認めさせるために、そしてAさんの人生の一部を取り戻すために裁判に踏み切りました。

≪連絡先≫ 〒162-0815新宿区筑土八幡町2-21-301
TEL:03-3267-0266  FAX:03-3267-0156
首都圏なかまユニオン 担当(石川正志)nakamaunion@biscuit.ocn.ne.jp


セクハラ対応「LGBTも対象」企業向け指針改正へ

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セクハラ対応「LGBTも対象」

企業向け指針改正へ

朝日新聞 2016年5月25日より引用掲載

 

 性的少数者へのセクシュアルハラスメントにも対応する義務が企業にあることを明確にするため、厚生労働省男女雇用機会均等法によって定められている指針を見直す。今でも企業には対応する義務があるが、明文化して周知をはかる。

 厚労省が25日の審議会で指針の改正案を示した。この指針は、企業に対してセクハラへの対処方針を就業規則に定めたり、相談窓口を設置したりすることを義務づけている。今回、対象のセクハラが「被害者の性的指向や性自認にかかわらない」と新たに明記する方針だ。

 LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)ら性的少数者へのセクハラについて、企業は今でも指針にもとづいて対応する義務があるが、厚労省によると、性的少数者が相談窓口に行っても取り合ってもらえない例があるという。

 この日の審議会で異論はなく、来年1月から適用される見通しだ。性的少数者が働きやすい職場づくりをめざすNPO法人「虹色ダイバーシティ」の村木真紀代表は「職場で同性愛者をからかうのを聞き、居心地が悪くなる人もいる。日本では性的少数者へのセクハラの意識が低いが、性の多様性を前提にした企業の対応が進んでほしい」と話す。(末崎毅)


なかまユニオンの井手窪です。

 なかまユニオンの井手窪です。

 

レイバーネット日本より引用掲載

 

解決、おめでとうございます

 

活動妨害訴訟に対する闘いにご支援お願いします。

 なかまユニオンは、両社に対して団体交渉を申し入れ、真摯に事実を認め謝罪すること
、再発防止策を取ること等を求めてきました。しかししかし、両社は、セクハラの事実を
認めようとせず、逆に、昨年10月には、債務の不存在の確認と、社前行動や抗議ファッ
クスを名誉毀損として、200万円の損害賠償を被害者2名となかまユニオンに求めてき
ました。

セクハラを否定するだけでなく、組合活動を妨害する極めて不当な裁判です。

私たちは、このような不当な訴訟に対して応訴するとともに、セクハラによる損害賠償を
求める反訴状を提出しました。



 
なかまユニオン Nakama Uniom
執行委員長 井手窪 啓一 IDEKUBO Keiichi
〒534-0024 大阪市都島区東野田町4-7-26-304
4-7-26-304 Higashinoda-Cho,Miyakojima-Ku,Osaka-City
TEL06-6242-8130 FAX06-6242-8131 
HP  
http://www.nakama-union.org/


「セクハラで自殺」サイゼリヤを提訴 バイト女性の遺族

「セクハラで自殺」サイゼリヤを提訴 



バイト女性の遺族

 

 外食チェーンサイゼリヤ」の関東地方の店でアルバイトをしていた20代女性が上司からのセクハラなどを理由に自殺したとして、女性の遺族が21日、上司や会社に約1億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状などによると、女性は既婚の男性副店長(20代)から店内で何度も体を触られたり、自宅に上がり込まれたりし、2014年12月に自殺した。原告側は「正社員をめざす気持ちにつけ込み、職務上の地位や権限を乱用した」と主張。会社も副店長のセクハラ行為を放置し、安全配慮義務などに違反していたとしている。サイゼリヤ広報担当は「訴状が届いていないため回答できない」とコメントしている。

 訴状や遺族らによると、女性は副店長から給与明細に「好きだ」と書き込まれる一方で、女性がほかの社員に指示を仰ぐと無視され、「死ねばいい」などパワハラ発言も受けていたという。さらに副店長は嫌がる女性と4カ月にわたって性的関係を強要。女性は拒み続けていたところ「一緒に死のう」と心中を持ちかけられ、自宅で自殺した。生前、母親や友人に「困っている」と相談していたという。


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