「加害者の名前非公開」はおかしい〜「新日鉄住金ソリューションズ」第1回裁判 | 奈労連・一般労組支援 上田公一
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「加害者の名前非公開」はおかしい〜「新日鉄住金ソリューションズ」第1回裁判

JUGEMテーマ:社会の出来事

 

 

「加害者の名前非公開」はおかしい〜「新日鉄住金ソリューションズ」第1回裁判

 

 

レイバーネツト日本より引用掲載

 


*裁判所に入場する当該と弁護団

 

 5月25日に提訴した「新日鉄住金ソリューションズ」の裁判が、7月10日10時15分から東京地裁で行われました。この問題は、忘年会での「ホテルに行こう」の発言に始まり、「エロ勝負」のメッセージ、身体的接触などをはじめとするセクハラから始まりました。そして、被害者が会社に相談しても、問題は解決するどころか、加害者のアシスタント業務を行わせるなどし、さらに病気を悪化させました。被害者の病気は会社が作り出したにも関わらず、不利益を被害者にだけ押し付けて雇止めをしました。

 今回の裁判に向けて会社は、「加害者の安全を守るために裁判資料の公開は、当事者まで。そして、10日の開廷日の原告被害者の意見陳述では、加害者の名前を一切出すな」との要請を裁判所に行いました。原告被害者側は、なぜ、被害者は名前を明らかにして裁判を開始しなくてはならないのに、加害者だけが守られるのか? 加害者の言動のせいでこのような事態が生まれた。その加害者本人は、名前を伏せて今も当たり前のように会社に行き、日常生活を送っている。

 裁判になれば、会社の対応、加害者の名前もすべて明らかになることは、団体交渉の中で何度も言及してきたこと。いざ裁判開始になったら、名前を非公開にするようにとは到底認められないと主張しました。裁判官は、会社側の要請を受けて被害者女性に「加害者男性の名前を出すなら、意見陳述は認めない」との指示を出しました。最終的に実名ではなく、イニシャルで陳述を終えることになりました。

 陳述で、被害者女性は「会社に雇ってもらい、会社のために仕事をします。ですが人間としての心まで売っているわけではありません。私は労働力ではあるけれども会社の奴隷ではありません」 「これからの裁判を頑張って、セクハラやその報復行為で病気にされ会社を去る女性が減るような活動をしていきたい」と述べ、傍聴者の拍手で終了しました。

 次回は、9月5日10:00〜13階36部での進行協議です。

〔報告=首都圏なかまユニオン・石川正志〕


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  • 2017.07.23 Sunday
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